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基本的にCiao,Bravo,SIあたりはエンジンもギヤも同じ。ただし、プーリー径やギヤ比など細かなセッティングが異なる。理由のひとつはタイヤ径。~
*基本 [#lb4267fe]
モノ車とバリエータ車のちがいは[[駆動系]]を参照。~
-モノ車~
クランク軸にクラッチ+プーリー~
リアのギヤボックス側にドリブン・プーリー~
ギヤボックス内にはギヤが2枚だけ(1.2PS)~
-バリエータ車~
クランク軸にバリエータ(おもりが付いてる側)~
リアのギヤボックス側にドリブン・プーリー(可変)とクラッチ~
ギヤボックス内にはギヤが4枚~
~
という違いがある。ぶっちゃけて言えば駆動系は全部ちがうともいえる。~
~
エンジン側はモノ車もバリエータ車も違いはない。クランクの出力軸の径やネジは全く同じ。ただし、クラッチとバリエータは当然、構造が異なるのでフライホイールとクラッチまたはバリエータの間のディスタンスカラーの長さ/形状が異なる。~
ギヤボックス側はギヤボックスそのものが異なるので当然といえば当然だが、プーリー取り付け軸の長さ/太さが異なる。モノ車では17φで短いものだが、バリエータ車では13φで長い軸がついている。~
*部品の入手 [#x1ecd833]
早い話がエンジンが動かない部品取りのBravoがあればバリエータ、クラッチ、ギヤボックスを持ってくれば使える。特に日本に入ってきているBravoはバリエータ付のものばかりのようなので、Bravoの部品取り車があれば幸せになれる。もっともBravoは日本では弾数が少ないので探すのはなかなか難しいかも。SIの部品も同様に流用可能だがSIはBravoより、さらに数が少ないかと。~
ただし、変速ベルトだけは長さが異なるので使えないため、どこかからか入手してこなくてはならない。同等品はDAYCOの7153。幅13mm×周長980mmのCVT変速ベルトなので、他にも探せばあるかも。~
~
新品の保守部品はスイスからならまだ入手可能(かなり怪しい状況になってきている)。ただし、お値段は結構するので覚悟のこと。あとはeBayを探せばCiao用でもBravo用でも中古部品が入手できなくはない。ただし、eBayとはいってもItalyかSwissなどヨーロッパ圏で探す必要あり。~
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バリエータ部分(クランク側)はチューニングパーツとしてマロッシ等からも発売されているので、こちらは探せば入手しやすい。問題はリアのドリブンプーリー+クラッチ側で、中古部品を漁るなら、やはりeBayあたり。~
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バラで部品を入手した場合に、意外と泣きを見るのがリアのクラッチ部の半月キー。これがないと空回りします(あたりまえ)。で、こいつは日之出スッピルのもの(3×13半月キー)が使えるので、機械部品屋かホームセンターを当れば入手できるはず。たぶん標準的なキー。~
**追加情報 [#z3ab1d5e]
-CVTベルトはマロッシのSPECIAL BELT for variator PIAGGIO CIAO(61 7227)~
-クランク側のバリエータはマロッシの場合、VARIAT.MULTIVAR PIAGGIO motorcycles(51 3863)~
クランクシャフトの長さ、径はモノ車もバリエータ車も同じなので使えるはず。ただし、これがノーマルのドリブンプーリーとマッチするかは不明。~
→イマイチだめです。たぶん添付のウェイトが軽すぎる。ウェイト調整の必要ありそう。~
*改造方法 [#x972947f]
部品さえ入手できてしまえば、こりゃもう簡単です。フロントのクラッチを外してバリエータに交換。リアはギヤボックスを交換し、ドリブンプーリー+クラッチをつける。これであなたもバリエータ車。~
#ref(DSCN0512s.jpg)~
前~
バリエータはクランク軸に直結されているため、フライホイールを固定するかバリエータ外周を固定すればナットの締め外しは簡単。~
装着時はディスタンスカラー、固定プーリー、バリエータ軸、バリエータ本体の順にクランク軸に入れる。~
#ref(DSCN0513s.jpg)~
後~
見えているベルの部分がクラッチアウターでギヤボックスに接続されている。こちら側を押さえてしまえばナットの締め外しができる。~
装着時はベルトをかけたプーリー側(クラッチインナー)をまずシャフトに通す。この際、シャフトのグリスアップをお忘れなく。次に半月キーを入れてから、クラッチアウターを付けネジを締める。アウターを入れる際に半月キーの位置合わせがちょっと難しいかも。~
*セッティング [#qd366dd0]
**何か納得がいかないが・・・ [#hdac4767]
そもそも何が正しいのかがわかっていないのが問題か。~
***ノーマル [#uc0b8da7]
一応、純正と思われるバリエータの場合には以下の組み合わせでしかマッチングしない。~
-エンジン側:ノーマルバリエータ~
-リア側:100mmプーリー付クラッチ~
-ベルト:DAYCO 7153(互換品のはず)~
ベルト長の関係で、この組み合わせしか取れず。しかしながら、この組み合わせでは減速比が大きすぎると思われる。加速はめちゃくちゃ良いが上が全く伸びない。発進時前輪が浮くので要注意。~
エンジンを高回転域で使いまくるので燃費悪い、振動多い。~
->入手した部品が何か間違っているのか?~
***マロッシ [#q44e553e]
-エンジン側:マロッシMULTIVAR(for Piaggio Moped)~
-リア側:90mmプーリー付クラッチ~
-ベルト:DAYCO 7153~
マロッシのバリエーターのウェイトローラーが軽すぎる。元のローラーではほとんど動かず。12.1gのもの(6612040.L0)に交換して使用。~
この組み合わせでもベルトが長すぎる。ところがマロッシのMULTIVARに付属している謎のリミッター(要するにディスタンスカラー)を入れて、エンジン側プーリー径の最小値をわざと大きくしてやるとテンションが適正にかかる位置に調整できる。~
#ref(multivar.jpg)~
7のパーツ(ディスタンスカラー)を図の位置ではなく矢印の位置側に入れる。そうすると、可動側プーリーが常に押された状態になるためプーリーの最小径が大きくなる。回転していないときはローラーがカタカタするが気にしない。~
そもそも、この図の通りに組み立てるとプーリーの可動範囲が狭く使い物にならないと思われるのだが・・・。~
このカラーの形状は内径20mmφ、外径26mmφ、厚さ7mm。~
このセッティングでは発進加速、坂道発進時の加速がかなり悪い(減速比低)ので、カラー厚さで調整の予定。一旦、速度が乗ればあとはスムーズ。~
→ [[バリエータ・セッティング]]のページへ。
*メリット・デメリット [#wd5a139c]
-メリット~
加速は確実に良くなる~
発進時の力が出るので乗りやすくなる~
坂をちゃんと登る!~
-デメリット~
テールヘビーになる(ドリブンプーリー+クラッチが、かなり重い。ギヤボックスが重くなる。)~
エンジンが始動しにくい(デコンプすればだいじょうぶ)~
セッティングがよくないと高速側が出ない(高回転で低速で走るので燃費悪くなる)~
*参考 [#rb1dfaed]
問題はあるが、Ciaoの古い0.8PSタイプのギヤボックスが手に入ればバリエータ用として使える可能性が高い。ギヤそのものはチューニングパーツとしてマロッシなどで出ているため、ギヤボックスだけ0.8PSのものを使い、ギヤは別途入手という手もアリ。ギヤをそのまま流用しようと思ってもプーリー軸が短いので、その軸だけはどっかから入手しなくてはならない。~
0.8PSの古いCiaoの見分け方はギヤボックスを見て、ニードルローラーベアリングが何個入っているかをチェックすればよい。車体から取り外さないと見えないが、小径のニードルローラーが車体左側(プーリー側)に2個、ハブ側に3個入っているのが0.8PS Ciaoのギヤボックスの模様。~
~
意外と困るのがサイドカバーかも。Ciao PXのものが手に入ればよいのだが、Ciao Pの場合にはモノ車とバリエータ車でサイドカバー形状が異なるものを使っている。~

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