ベルトのたるみは始動困難や発進困難に繋がるので注意。
手順
- 左右のサイドカバーを外す
- マフラーの吊りボルトを緩める(13mm)
- エンジンのマウントボルト(10mm)を緩める
左側に3箇所、右側に2箇所あるが、左のリア側に近い1本以外はフレームを貫通してエンジンを吊っているため、左右両側にレンチをかけて回さないと緩まないので注意。
- エンジンを「前」に押す
実はCiaoのベルトの張りは何とエンジンの位置を調整することで行う。このためフレームの隙間からドライバーを入れるなどしてエンジンを前に押し出しながらマウントボルトを締めて調整する。
参考
構造から見てわかる通り、減速時などでもクラッチが切れるまではベルトにはテンションがもろにかかるためアクセルを戻した瞬間などベルトが暴れて、カバー内で結構こすれているようだ。写真でカバー内の所どころに黒くなっている部分があるのはベルトが当った跡である。