初期型ではデロルト SHA 12/10、後期型ではデロルト SHA 12/12が採用されている。~ #ref(cab001.jpg)~ 分解してみるとわかるが、構造はかなり簡単。~ **エアクリーナ [#lca88242] クリーナボックスと金網だけ。エレメントなどという上等なものは入っていない。~ エアクリーナ内が燃料/オイルで激しく汚れている場合はオーバーフローが疑われる。 **スロットル [#u0716f3b] フラットバルブ式でアクセルを回すとバルブが開く。アイドリング調整はこのバルブの最小開度を調整しているだけ。~ **ジェット [#f941d320] ベンチュリー内に『霧吹き』がついている。穴が3個開いており、一番下がアイドリング用のスロージェットがわり。アイドリング不調の場合には、この穴が詰まっている可能性あり。~ メインジェットは#48が標準と思われるが年式により#50などもある模様。2サイクルの基本だがプラグの焼けを見て調整するのが良いかも。~ **チョーク [#hd7bcdbc] チョーク機構はまさにチョーク。エアインテーク側を塞ぐように動作する。スロットルをフルまで開くとチョークレバーが戻るようになっている。~ **燃料フィルタ [#kdc34d73] 燃料取り入れ口のスピゴットの中にフィルターが入っている。小さなナイロン網のものが入っているだけなので、たまに掃除すると良いかも。 |