初期型はデロルトSHA 12/10、後期型はデロルト SHA 12/12が搭載されている。かなり簡単に外せる。
ガソリン抜きコックなどがないので、キャブを外す際にはフロート室にガソリンが溜まっていることをお忘れなく。ガソリン高騰の折、勿体無いので回収しましょう:)
写真は車体前方から撮影しているため、写真の左が車体の右側。
手順
- センターボードを外す
プラスネジ1本で止まっているだけ。開けるとエンジン、キャブなど一式が見える。
- エアクリーナーを外す
写真の位置のマイナスネジをゆるめるとエアクリーナは車体後ろ方向(写真では上)に抜ける。このバンドで締めているだけ。中には金網が入っているので落とさないように。
- スロットルバルブを抜く
写真の位置のマイナスネジ2本を抜くとスロットルワイヤー部といっしょにバルブが抜けてくる。
取り外す際にチョークレバーが邪魔になるので注意。上にハネ上げておけばOK。
- キャブレターを外す
写真の位置のボルト(8mmスパナ使用)を緩め、キャブレターを左右にゆすりながら引き抜くと抜ける。この部分でインマニに取り付いているだけ。
アイドリング調整
アイドリング調整は写真のネジで行う。フレーム右側に穴があいており、サイドカバーを外せばドライバーを入れられるようになっている。
アイドリングはスロットルの最小開度を調整しているだけ。アイドリングの調子が悪い場合には、スロージェットというかメインジェットの一番下の穴が詰まっている可能性あり。
チョーク機構はマジでチョークしている。チョークレバーを押すとエアインテーク側の開度を下げるように板が出てくるという機構。チョークはスロットルをフルまで回すと戻る。