ガレージといってもCiaoしか扱ってません!

イタリア ピアジオ(Piaggio)社のモペッド(moped)
ピアジオ社といえばベスパを作ってる会社。ベスパならみんな知ってるだろう~。
これでもイタ車です。痛車ではありませんが、色んな意味で痛い部分はあります。
オリジナルモデルは1967年発売。日本では2007年には輸入が終了している。

ciao2s.jpg

Ciao(チャオ)はイタリア語でハローなので機械翻訳にかけるとHELLOになってしまう。
要するにペダル付オートバイ(日本では原付)
写真はCiao PXの後期型

本当の意味での『モーターサイクル』らしさのあるバイク。モーター+サイクルこそが、そうである。

輸入終了のため新車はどこかの店頭の在庫を探す位しか購入する手段はない。新車を買う価値があるか?と聞かれるとちょっと疑問だが。
イタリア本国ではまだ製造されているとも言われている(と、某ショップが言っている)が都市部の排気ガス規制のため、2サイクルのモペッドは厳しい状況にあるようだ。
そんでもってイタリア人が『日本でまだ売ってるやんけ!』と驚いてるblogを発見したために、まだ製造されてるかどうかは非常に怪しい。
そんなわけで部品供給も段々と怪しくなってきている模様。
このページの情報は手持ちのCiao PXを元に作成しているため、Ciao Pなどでは仕様が異なる場合もあるので注意!

これらの情報はAS IS提供です。年式・モデル・ロット等によって相違がある可能性があります。また、当然のことですが、これらの情報を利用する場合には、あくまでも自己責任で!!オートバイを自分で整備することの意味がわからなければ手を出すべきではありません。

Piaggioの車名はモペッド系は日本語にすると『こんちわ』(Ciao)、『あっぱれ!』(Bravo)、『はいよっ!』(SI)になってしまうのではなかろうか。

このページの管理者はたかはしです。

道交法上の扱い

未だに勘違いしている人やショップがあるようなので注意。モペッドは日本ではあくまでも『原動機付自転車』であって、ペダルがついているからといって自転車(軽車両)の扱いにはならない。
エンジンを切れば一方通行を逆走できるとか歩道を走れるとか書いている人が、たまにいるようだが、これは大きな間違い。エンジンを切った状態でも乗っていれば原付として扱われるため、これらの行為は道交法違反である。この解釈は簡単で、「エンジンを止めて惰性走行した自動車は自動車ではないのか?」というのと同じである。エンジンが切ってあっても乗車して走行する場合には扱いは変わらないということ。モペッドの多くはエンジンが切れていると電装系が動作しないので、ペダルで走行する場合には手信号が必要であろう。また、当然ながらヘルメットの着用義務もある。
しかしながら、モペッドは車体が軽いことと、エンジンを切り離して自転車モードにすることで、押して歩きやすい車両である。降りて押して歩けば「歩行者」扱いとなるので、一方通行を逆方向に進んだり歩道を移動したい場合には押して歩けばよいのである。

バリエーション

日本国内ではモデル名とバリエーションが若干、混乱しているきらいがある。
ピアジオ社のマニュアルによれば以下のモデルが存在する模様。

  • Ciao
    オリジナルモデルと思われる。
  • Ciao P
    Ciaoの後継車。リアサスペンションが完全リジットのもの。
    サイドカバーがボディ同色のものがこのタイプのような気がするのだが・・・。
  • Ciao PV
    Ciao Pのバリエータ付モデル。

  • Ciao PX
    Ciao Pの後継車。Ciaoの最終モデルと言われている。
    リアサスペンションはないがシートがサスペンションになっているもの。
    サイドカバーがグレーのもの。
  • Ciao PXV
    Ciao PXのバリエータ付モデル。

    他のバリエーションとして
  • Ciao SC
  • Ciao L
  • Ciao mix(Ciao Teen Mix?)
    なんと、どうも分離給油車らしいことが判明。リアキャリアにオイルタンクがあるようである。

    というのがあるらしい。

    トンデモ系バリエーションとしては
  • Ciao Transporter
    前2輪,後1輪の3輪車で要するに前が荷台の荷運び車~ などという物凄いものもある。(MP3の前身になったわけではない)

    仕向け国別によってもバリエーションがあるため判別が難しいものもある。
    たとえばこれはCiao PXの初期型。これは後期型だが、日本にはあまり入ってないキャストホイルを履いたもの。サイドカバーがグレーになったものは、PXと思われるがサイドカバーを壊して交換したPとかもあるので中古車はわけわからん。PかPXを判断するポイントはシートサスがついているかどうか。荷台の部分のボルトが多いのがPX。
    色々なCiaoを見たければこのへんへ。1967年から基本デザインはほとんど同じ。

    日本に入ってきているのは、各モデルがあるようだが、最近のCiaoは'Ciao P'と書かれているが現実にはCiao PXの模様。バリエータ付(V)のモデルはほとんど入ってきていない。
    上記のモデル大別に加えてマフラーのサイズが異なるもの、電装系が微妙にちがう(6V車と6-12V混在車)ものが混ざっているので余計にややこしい事になっているようだ。日本では道交法の関係でウィンカー付モデルしかないが、海外では無しのモデルもある。
    ホイルはスポークホイルのものとキャストというかガン鉄ホイルのものの2種類がある。調整の面では鉄ホイルの方が楽そうであるが。

諸元

フレーム燃料タンク兼用モノコック・フレーム
サスペンションスィングアーム式
サスペンションリジッド(P,PV)またはシート(PX,PXV)
ブレーキ:前後ともドラム式
燃料レギュラーガソリン、混合式。混合比50:1
燃料タンク容量2.8リットル
ホイルベース1025mm
ハンドル幅660mm
全長1600mm
最大高1000〜1070mm
重量40kg
車輪17インチ
タイヤ2-17"
タイヤ空気圧前1.4気圧、後2.5気圧

エンジンに関してはエンジンの項目を参照。

特徴

  • 可愛い
    見た目は可愛いです。うちの近所では、こんなものに乗ってるやつがいないせいか、駐輪場でもよく声をかけられます。駐輪しとくと二度見されます。
    自転車っぽい外観なので、乗りやすそうに見えますが意外と車体幅というかアンダーフレーム部分の幅があるので足付は悪いかも。小柄な女性はちょっと注意。
    走行中はセンターボードに足を乗せちゃった方が安定するかも。
    見た目の可愛さとは裏腹に、そこそこ手のかかるやつです。
  • エンジンがかかりにくい
    どうも誤解があるのか何だか、そう言われてますが、そんなことはありません。調子の良いエンジンであれば一発始動で良く回ります。どこかしら調子の悪いエンジンが多いのかもしれません。
    燃料漏れようが錆びようが、ちゃんと動く点は流石イタリア車ではないかと。
  • とにかくよく錆びる
    と、言われているがそれほど錆びない。少なくとも外見は。
    中身の方がよく錆まくる。クラッチやハブの内側、リムの内側などはかなり錆びまくる。なので、見た目綺麗な車体でも安心してはいけない。タンクの内側はもう諦めましょう。
  • 遅い
    遅いというか加速が悪い。悪いというか発進加速が『無い』。
    これはモノスピード(変速機なし)車が顕著。なので発進時はペダルでサポートしてあげましょう。
  • 坂を登らない
    これもモノスピード車は、はっきり言って登りません。急坂で長距離だったりすると減速していきます。発進時は後ろに下がります。ペダルで漕げば上ります。
  • 混合ガソリンなので面倒
    そんなことはありません。給油時にまぜりゃいいんです。
  • メンテナンスが問題
    自分でやりましょう。
    あるいは近所に物好きな自転車屋かバイク屋があればOK。
  • ミラーが見えない
    ええ見えませんとも。ものすごい振動で。

兄弟車

Ciaoのエンジンおよび駆動系周りはピアジオの他車でも使用されており、Bravo,SIは構造的にもほぼCiaoと同じである。またイタルジェット(Italjet)ティファニー(Tiffany)もCiaoのエンジン駆動系を使用している。


添付ファイル: fileciao2s.jpg 2920件 [詳細]

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Last-modified: Fri, 18 Jul 2008 02:33:15 JST